2024年

【2024】J3昇格・JFL残留 最新情報

2024年8月23日

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2024シーズンのJFLからJ3への昇格争いJFL残留争いの動向を、最新のJFL順位表とホームゲーム平均観客数を基にまとめています。

【2024】J3昇格要件

まとめ

●J3クラブライセンスを取得していることが入会(昇格)の大前提

●JFLにおいてホームゲーム1試合平均入場者数が 2,000人に到達し、かつ年間入場料収入が1,000万円に到達していること(※審査日時点で達成していること)

●その上でJFL最終成績が1位であればJ3入会(昇格)決定

●JFL最終成績が2位の場合、J3最下位チーム(原則)との入れ替え戦に勝利すればJ3入会(昇格)決定

なおJ3入会(昇格)条件の詳細につきましてはこちらの記事をご参照ください。

参考【2024年版】JFLからJ3への入会条件

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またJ3・JFLの入れ替えにつきましてはJFLチームのJ3入会資格有無に応じて入れ替え方式が異なる場合があります。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

参考【2024】J3・JFL入れ替え方式

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【2024】JFLから地域リーグへの降格

【重要】2024年9月27日にソニー仙台FCが2024年末をもって活動を終了しJFLを退会することが発表されました(→ソニー仙台FC、JFLからの退会について。このためJFLと地域リーグの入れ替え方式が2024シーズン開幕前に発表された内容から大きく変更されています→ソニー仙台FC、JFLからの退会と来季の編成について。以下、変更後の内容を記載いたします

JFL最下位チーム(ソニー仙台FCを除く)は全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(以下地域CL)の2位チームとJFL・地域リーグ入れ替え戦を行います。この入れ替え戦の結果によりJFL・地域リーグ間の昇降格もしくは残留が決定します。

但し地域CL1位チーム・2位チームのいずれかにJFL入会資格がない場合、入れ替え戦は実施されずJFL最下位チームはJFL残留となります。

JFL・地域リーグ入れ替えの詳細についてはこちらの記事をご参照ください。

参考【2024】JFL・地域サッカーリーグ入れ替え方式

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【最新情報】JFL順位と平均観客数

第29節終了時のJFL順位表とホームゲーム平均観客数は下記の通りです。

J3入会承認

2024年10月29日(火)付けのJリーグ公式リリース「Jリーグ入会審査(J3)結果について」によると、栃木シティ・ヴィアティン三重・レイラック滋賀・高知ユナイテッドSCの4クラブについて条件付きでJリーグ(J3)への入会が承認されています。(「J3認定」欄に承認と記載)

この4クラブは最終節における最終順位、平均入場者数および年間入場料収入の要件を満たすことを条件に、最終順位1位のクラブは自動で入会が確定し、最終順位2位のクラブはJ3・JFL入れ替え戦に勝利することで入会が確定します。

また、上記4クラブと同じくJリーグ入会申請を行っていたヴェルスパ大分のJリーグ(J3)入会については継続審議となりました。(「J3認定」欄に継続と記載)

継続審議の理由は明らかにされていませんが、ホームゲーム平均観客数が1,550人(2024年10月27日現在)と入会要件の2,000人を大きく下回っているため入会未承認となっている可能性があります。

なお、上記5クラブに加えてインメール青森・クリアソン新宿にも2025シーズンのJ3クラブライセンスが交付されていましたが(参考:2025シーズンJ3クラブライセンス判定結果について(J3入会を希望するクラブ))この2クラブはJFL最終順位2位以上となる可能性が既になくなっているためJ3入会のための成績要件を満たせず、入会承認は見送られました。ライセンスは交付されているので「J3認定」欄には交付と記載しています。

平均観客数

ホームゲーム1試合あたりの平均観客数を「平均観客数」欄に記載しています。

Jリーグ入会審査日までにこの平均観客数が2,000人に到達していることがJ3入会(昇格)の条件となります。

高知ユナイテッドSCは第28節でホームゲーム観客数が3万人を超え、平均観客数が2,000人以上を達成しています。

また栃木シティも第29節のホーム最終戦で観客数の合計が3万人を超え、観客数要件クリアが確定しました。

ヴィアティン三重・クリアソン新宿についても既にホームゲーム観客数が3万人を超えています。

なおJ3入会(昇格)にあたっては「年間入場料収入が1,000万円に到達していること」も要件のひとつですが、各クラブの財務情報が公開されていないため当記事では割愛しています。しかし以下の観点から平均観客数2,000人を達成すれば自ずと年間入場料収入1,000万円の条件もクリアできるものと考えます。

●J3入会(昇格)を目指すクラブの中で当日券(一般)の最安値は1,000円
●客単価を1,000円とした場合、観客数2,000人のうち少なく見積もって半数が一般有料入場者であれば1試合当たりの入場料収入は【 1,000円×1,000人=100万円 】
●昨年度(2023年)のJリーグ入会審査日は2023年10月24日(火)であり、これを踏まえると今年度(2024年)の審査日は2024年10月22日(火)付近と考えられる
●審査日の前後までに各クラブは10試合以上のホームゲームを消化済みなので入場料収入の合計は【 100万円×10試合=1,000万円 】に到達しているものと推定できる

(参考)Jリーグ入会要件の改定について

J3昇格争い

第29節で栃木シティのJFL優勝が決定し、同時に高知ユナイテッドSCの2位も確定しています。

両チームともホームゲーム1試合あたりの平均観客数が2,000人に到達しています。

従って栃木シティがJ3に自動昇格し、J3最下位のいわてグルージャ盛岡がJFLに降格することになりました。

また高知ユナイテッドSCはJ3・19位のY.S.C.C.横浜とJ3・JFL入れ替え戦を行います。

入れ替え戦の詳細についてはこちらの記事をご参照ください。

参考【2024】J3・JFL入れ替え方式

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JFL残留争い

第29節終了時点で地域リーグとの入れ替え戦に回る最下位には横河武蔵野FCが位置しています。

残留争いの対象チームはクリアソン新宿・ミネベアミツミFC・横河武蔵野FCの3チームに絞られました。

まとめ

【JFL 第29節終了時点】

■J3自動昇格チーム:
 栃木シティ

J3・JFL入れ替え戦出場チーム:
 高知ユナイテッドSC

■JFL・地域リーグ入れ替え戦対象チーム:
 横河武蔵野FC

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