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【2021 JFL】第24節 松江シティFC vs いわきFC

号泣

2021 JFL 第24節
松江シティFC 0 ー 4 いわきFC
2021年10月3日(日) 12:00 Kick off
島根県立サッカー場
観客 384人

今季、益田開催のホームゲームはこの第24節が最後になります。

迎えるのは目下首位のいわきFC。J3参入に向けてひた走る強敵が相手です。

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スターティングメンバー

松江シティFC

松江シティスタメン

ここ数試合不動だった松江シティのスタメンに変更がありました。

前節までは宮内真輝が務めていた右CBのポジションに今節は松下大祐が起用されています。

また怪我で戦列を離れていた泉宗太郎がリザーブメンバーとして帰ってきました。

いわきFC

いわきスタメン

前回対戦時3バックにしていたいわきFCは、今節4-3-3のフォーメーションにしています。

昨季、JFLベストイレブンに選出された日高大選手はこの試合でJFL通算100試合出場を達成。

アウェイでの試合でしたが試合前に場内アナウンスでその記録が紹介され、日高選手が観客席に向かって手を挙げて感謝の意を表わすという一幕もありました。

試合経過

前半

立ち上がりは松江がペースをつかみ、いわき陣内に攻め込む場面が多くみられました。

おそらく、前節Honda FC戦で1-5の大敗を喫していたいわきが慎重に試合に入ろうとしていたところに、松江が勢いを持って攻撃を仕掛けてきたため、若干受けに回らざるを得ない状況が生まれたのかもしれません。

松江としてはここで先制点が取れていれば、あるいは優位に試合を進められた可能性もありました。

しかし10分を過ぎたあたりから徐々にいわきがボールを支配するようになり、松江ゴール前のシーンを何度か作り出します。

ここから前半飲水タイムまでは互角に渡り合っていた両者でしたが、飲水タイム明けにいわきのギアが一段上がった印象を受け、迫力のある速い攻撃を繰り出すいわきが松江陣内に押し込む時間が長くなってきました。

いわきの攻撃をよく耐えていた松江でしたが、32分に失点。

いわきがショートコーナーを後方の宮本選手に展開すると、これを宮本選手が松江のゴール前にロングフィード。

松江の右サイドをフリーで駆け上がっていた日高選手が頭で合わせていわきが先制。松江0-1いわき

日高選手がボールを受けた位置が角度のない所だったのでGK井上亮太が中央への折り返しを想定してファーサイドをケアしていたところ、完全に裏をかかれニアサイドに決められてしまいました。

その後もいわきは攻撃の手を緩めず、松江を自陣に閉じ込めて反撃の糸口を与えません。

松江がボールを持つといわきの選手が素早くプレッシャーをかけて自由なパス回しを封じ、ならばと前線にロングボールを供給してもワントップの遊馬将也とセカンドトップの川中健太・髙畑智也の距離感が悪く効果的な攻撃につながらない状況が続きます。

前半アディショナルタイムになってようやくいわき陣内に攻め込む時間ができた松江でしたが、総じていわきペースだった前半は松江0-1いわきのスコアで終了。後半へと折り返します。

後半

松江シティは後半頭からボランチの佐藤啓志郎に代えてFWの伊能玲生を投入します。

この交代でフォーメーションを3-3-2-2に変更。

松江シティ後半布陣

前半、ワントップの遊馬が孤立気味になり前に人数をかけた攻撃ができなかったことから伊能との2トップにして前線でのボールの収まりを良くしようという狙いがあったものと思われます。前半で佐藤がイエローカードをもらっていたという事情も影響したのかもしれません。

今季これまで先制されても追加点を許さず、最終的には追いついて勝ち点1を奪取することが多かった松江。

その粘りをこの試合でも見せたいところでしたが後半開始早々にいきなり失点し出鼻をくじかれます。

46分、松江ボールを奪取した奥田選手が松江の左サイドに展開すると、嵯峨選手が中央にクロスボールを供給。これを鈴木選手が頭で合わせていわきに追加点。松江0-2いわきとなります。

その後は幾分ボールを持てる時間が出来た松江でしたが、なかなかシュートまでには至らず。

一方のいわきは相変わらず迫力のある攻撃を仕掛け続け決定機も迎えますが、井上のビッグセーブなども飛び出し松江はさらなる追加点は許しません。

しかし56分。いわきのコーナーキックの流れで日高選手が遠目の位置から放ったミドルシュートがゴール前で待ち構えていた鈴木選手への絶好のパスとなり、鈴木選手がダイレクトにゴールに蹴り込んで松江0-3いわき

松江は3点のビハインドを負い、試合の大勢は決まってしまいました。

直後に松江は選手交代。右CBの松下を下げ澤島輝を投入。澤島は右のウィングバックに入り、筒井俊が右CBに下がります。

選手を代えフォーメーションを変えてもなかなか攻撃のリズムをつかめない松江。

フィジカルも球際も完全にいわきに負けていて為す術がありません。

72分にはインサイドハーフの髙畑・川中に代え、泉と田平謙を投入。泉はここまでウィングバックを務めてきましたが今回はそのまま髙畑のポジションに入りました。

しかしこの交代も松江に劇的な変化を起こすには至らず、逆にいわきの選手をゴール前でフリーにする場面が目立つようになり明らかに松江はバランスを崩した状態に陥ってしまいます。GK井上の奮闘がなければこの時間帯にもう1~2点は失っていたことでしょう。

81分に松江は遊馬に代えて加倉広海を投入し交代のカードを使い切ります。

そしてその直後の83分。松江ゴール前の混戦を抜け出した山下選手がGK井上も交わして4点目。松江0-4いわき

何とか1点でも返して意地を見せたかった松江でしたが、結局1点も奪えずにこのままのスコアでタイムアップ。

松江の4失点は今季最多。第13節マルヤス岡崎戦以来となる10試合ぶりの零封負けと攻守に全く良いところを出せず、首位いわきに屈することとなりました。

戦評

とにかくいわきFCの強さが際立った試合でした。

先に述べたフィジカルや球際の強さもそうですし、運動量や寄せの速さなども完全にいわきが松江を凌駕していました。

試合序盤はいわきが様子見の状態だったので松江も攻撃に時間を割くことができましたが、それ以後はほとんど攻撃らしい攻撃をさせてもらえず仕舞いです。

松江がここまで完膚なきまでにやられたのは開幕戦のアウェイ・ソニー仙台戦(0-3で敗戦)以来、久しぶりのことでした。

松江はここしばらくスタメンを固定してやり方を変えずに試合を消化してきましたので、研究されて対策を取られるというリスクは当然ながらありましたが、今節のいわきFCには対策云々関係なく力で捻じ伏せられてしまったという印象です。

しかしこれだけの大敗したということで、良い意味での開き直りというか吹っ切れる部分はあるかもしれません。

今節の試合、上手くいかなかったところは反省するとしても必要以上に引きずらず、まず次節、連敗だけはしないように気持ちを切り替えて臨んでもらいたいものです。

次節の対戦相手

次節は10月10日(日)FCマルヤス岡崎とのアウェイゲームです。

前回、松江市陸開催のホームゲームでは0-1と零封負けを喫しているだけに、きっちりと借りを返したいところ。

開催会場の岡崎市龍北総合運動場 龍北スタジアムに松江シティは今回初めて足を踏み入れることになります。

現時点で試合開催に際してアウェイ観客の取り扱いがどうなるのか公式発表されていませんが、もし入場が許されるのであれば是非現地を訪れてみたいですね。

いわきFCに完敗した松江シティが1週間でどう立ち直ったか、できることなら試合会場で見届けたいものです。

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