【2024】Ｊ３昇格・ＪＦＬ残留　最新情報

2024シーズンのＪＦＬからＪ３への昇格争いとＪＦＬ残留争いの動向を、最新のＪＦＬ順位表とホームゲーム平均観客数を基にまとめています。

【2024】Ｊ３昇格要件

なおＪ３入会（昇格）条件の詳細につきましてはこちらの記事をご参照ください。

またＪ３・ＪＦＬの入れ替えにつきましてはＪＦＬチームのＪ３入会資格有無に応じて入れ替え方式が異なる場合があります。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

【2024】ＪＦＬから地域リーグへの降格

ＪＦＬ最下位（16位）のチームは地域リーグへ自動降格となり、15位のチームは全国地域サッカーチャンピオンズリーグ（以下地域ＣＬ）の２位チームとＪＦＬ・地域リーグ入れ替え戦を行います。この入れ替え戦の結果によりＪＦＬ・地域リーグ間の昇降格もしくは残留が決定します。

但し地域ＣＬ１位チームにＪＦＬ入会資格がない場合、ＪＦＬ最下位チームが地域ＣＬの２位チームと入れ替え戦を行い、ＪＦＬ15位チームはＪＦＬ残留となります。

また地域ＣＬの２位チームにＪＦＬ入会資格がない場合、入れ替え戦は実施されず、ＪＦＬ最下位チームと地域ＣＬ１位チームの自動入れ替えのみ行われます。

ＪＦＬ・地域リーグ入れ替えの詳細についてはこちらの記事をご参照ください。

【最新情報】ＪＦＬ順位と平均観客数

第19節終了時のＪＦＬ暫定順位表とホームゲーム平均観客数は下記の通りです。

※8月31日（土）開催予定の ＦＣマルヤス岡崎 vs ＦＣティアモ枚方、ヴィアティン三重 vs 栃木シティの２試合と、9月1日（日）開催予定のアトレチコ鈴鹿 vs 沖縄ＳＶ の計３試合が台風10号の影響で開催中止となっています（後日代替開催）。

Ｊ３クラブライセンス

2025シーズンのＪ３クラブライセンスを申請したクラブは「J3認定」欄に申請と記載しています。次の７クラブがまずＪ３入会の意思を表明しました。

レイラック滋賀・ラインメール青森・ヴェルスパ大分・高知ユナイテッドＳＣ・ヴィアティン三重・クリアソン新宿・栃木シティ

Ｊ３クラブライセンスの審査結果は2024年9月に発表される予定です。

平均観客数

ホームゲーム１試合あたりの平均観客数を「平均観客数」欄に記載しています。

Ｊリーグ入会審査日までにこの平均観客数が2,000人に到達していることがＪ３入会（昇格）の条件となります。現在この要件を満たしているのは高知ユナイテッドＳＣ・レイラック滋賀・クリアソン新宿の３チームです。

なおＪ３入会（昇格）にあたっては「年間入場料収入が1,000万円に到達していること」も要件のひとつですが、各クラブの財務情報が公開されていないため当記事では割愛しています。しかし以下の観点から平均観客数2,000人を達成すれば自ずと年間入場料収入1,000万円の条件もクリアできるものと考えます。

●Ｊ３入会（昇格）を目指すクラブの中で当日券（一般）の最安値は1,000円
●客単価を1,000円とした場合、観客数2,000人のうち少なく見積もって半数が一般有料入場者であれば１試合当たりの入場料収入は【 1,000円×1,000人＝100万円 】
●昨年度（2023年）のＪリーグ入会審査日は2023年10月24日（火）であり、これを踏まえると今年度（2024年）の審査日は2024年10月22日（火）付近と考えられる
●審査日の前後までに各クラブは10試合以上のホームゲームを消化済みなので入場料収入の合計は【 100万円×10試合＝1,000万円 】に到達しているものと推定できる

（参考）Ｊリーグ入会要件の改定について

Ｊ３昇格争い

第19節終了（暫定）時点でＪ３自動昇格となる首位には高知ユナイテッドＳＣ、Ｊ３との入れ替え戦に回る２位には栃木シティが位置しています。

高知ユナイテッドＳＣはホームゲーム１試合あたりの平均観客数が2,000人に到達していますが、栃木シティはこの数字に到達していません。

従って現時点では高知ユナイテッドＳＣがＪ３自動昇格対象チームで、Ｊ３・ＪＦＬ入れ替え戦出場条件を満たすチームは「なし」ということになります。

ＪＦＬ残留争い

第19節終了（暫定）時点で地域リーグへ自動降格となる最下位にはクリアソン新宿、地域リーグとの入れ替え戦に回る15位には横河武蔵野ＦＣが位置しています。

まとめ

【JFL 第19節終了（暫定）時点】

■Ｊ３自動昇格対象チーム：　高知ユナイテッドＳＣ

■Ｊ３・ＪＦＬ入れ替え戦対象チーム：　なし

■ＪＦＬ・地域リーグ入れ替え戦対象チーム：　横河武蔵野ＦＣ

■地域リーグ自動降格対象チーム：　クリアソン新宿