2025年

【2025】J3昇格・JFL残留 最新情報

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2025シーズンのJFLからJ3への昇格争いJFL残留争いの動向を、最新のJFL順位表とホームゲーム平均観客数を基にまとめています。

【2025】J3昇格要件

まとめ

●J3クラブライセンスを取得していることが入会(昇格)の大前提

●JFLにおいてホームゲーム1試合平均入場者数が 2,000人に到達し、かつ年間入場料収入が1,000万円に到達していること

●その上でJFL最終成績が1位であればJ3入会(昇格)決定

●JFL最終成績が2位の場合、J3最下位チーム(原則)との入れ替え戦に勝利すればJ3入会(昇格)決定

なおJ3入会(昇格)条件の詳細につきましてはこちらの記事をご参照ください。

参考【2025年版】JFLからJ3への入会条件

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またJ3・JFLの入れ替えにつきましてはJFLチームのJ3入会資格有無に応じて入れ替え方式が異なる場合があります。詳しくはこちらの記事をご参照ください。

参考【2025】J3・JFL入れ替え方式

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【2025】JFLから地域リーグへの降格

原則としてJFL16位(最下位)チームは地域リーグへ自動降格し、JFL15位チームは全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(以下地域CL)の2位チームJFL・地域リーグ入れ替え戦を行います。この入れ替え戦の結果によりJFL・地域リーグ間の昇降格もしくは残留が決定します。

但し地域CL1位チームもしくは2位チームがJFL入会基準を満たさない場合、以下の入れ替え方式となります。

地域CL1位チームがJFL入会基準を満たさない場合、JFL15位チームはJFL残留となりJFL16位(最下位)チームと地域CLの2位チームが入れ替え戦を行います。

地域CL2位チームがJFL入会基準を満たさない場合、地域CL1位チームはJ3に自動昇格し、JFL16位(最下位)チームは地域リーグへ自動降格。JFL15位チームはJFL残留となります。

地域CL1位チーム2位チーム共にJFL入会基準を満たさない場合、JFL15位チーム・16位(最下位)チームはJFL残留となります。

JFL・地域リーグ入れ替えの詳細についてはこちらの記事をご参照ください。

参考【2025】JFL・地域サッカーリーグ入れ替え方式

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【最新情報】JFL順位と平均観客数

2025シーズンJFLの最終順位表とホームゲーム平均観客数は下記の通りです。

J3クラブライセンス

Jリーグは2025年10月28日にJリーグ(J3)の入会審査結果を公表しました(Jリーグ入会審査(J3)結果について)。条件付きでJ3入会が承認されたのはラインメール青森・レイラック滋賀・ヴェルスパ大分の3クラブです。これらのクラブはJFL最終節における最終順位、平均入場者数および年間入場料収入の要件を満たせばJ3入会が確定します。この3クラブは上記順位表の「J3ライセンス」欄に「承認」と記載しています。

なお、2025年9月25日に公表された2026特別シーズンのJ3クラブライセンス結果(2026特別シーズンJ3クラブライセンス判定結果について)によるといわてグルージャ盛岡・クリアソン新宿・ヴィアティン三重にもJ3クラブライセンスが交付されていましたが、既にJFL最終節における最終順位が2位以内にならないことが確定していたためJ3入会承認には至りませんでした。これらのクラブについては「J3ライセンス」欄に「交付」と記載しています。

一方、Y.S.C.C.横浜アトレチコ鈴鹿にはJ3クラブライセンスが交付されず継続審議となっています。理由は明らかにされていません。この2クラブについては「J3ライセンス」欄に「審議」と記載しています。

また、Honda FC・FCマルヤス岡崎・横河武蔵野FC・ミネベアミツミFCの4チームはJリーグ(J3)入会を希望していないためJ3ライセンス欄に「ー」と記しています。

ホームゲーム平均観客数

上記順位表の「平均観客数」欄にホームゲーム1試合あたりの平均観客数を記載しています。

Jリーグ入会審査日までにこの平均観客数が2,000人に到達していることがJ3入会(昇格)の条件となります。

最終的にこの要件を満たしたのはレイラック滋賀ラインメール青森・ヴィアティン三重・クリアソン新宿の4クラブです。

なおJ3入会(昇格)にあたっては「年間入場料収入が1,000万円に到達していること」も要件のひとつです。年間入場料収入については各クラブの財務情報が公開されていないため順位表には掲載しておりませんが、以下の理由により平均観客数2,000人を達成すれば年間入場料収入1,000万円も自ずと達成されるものと考えます。

●J3入会(昇格)を目指すクラブの中で当日券(一般)の最安値は1,000円
●客単価を1,000円とした場合、観客数2,000人のうち少なく見積もって半数が一般有料入場者であれば1試合当たりの入場料収入は【 1,000円×1,000人=100万円 】
ホームゲーム全15試合で入場料収入の合計は【 100万円×15試合=1,500万円 】となるため年間入料収入1,000万円到達の要件を充足する
●またJ3入会審査の時点で全てのホームゲームが開催されていない場合は以下の算定式で算出された金額に達していれば良い
 (Jリーグ規約 第17条 (3)⑤)

 算定式: 1,000 万円 × 当該時点において開催されたホームゲーム数 ÷ 当該年度におけるホームゲーム開催予定総数

 例えばJ3入会審査時点で開催されたホームゲーム数が10試合だったとき、算定式で金額を算出すると

 1,000 万円 × 10 試合 ÷ 15 試合 = 約667 万円

 ホームゲーム10試合で想定される入場料収入は【 100万円×10試合=1,000万円 】なので年間入場料収入の要件を満たすことになる(開催されたホームゲーム数が何試合であっても 【 想定される入場料収入 > 算定式で算出された金額 】となる)

J3昇格争い

第29節でJFL優勝を決めたHonda FCはJリーグ(J3)入会を希望していません。また2位が確定したレイラック滋賀はJ3入会が条件付きで承認されておりホームゲーム平均観客数2,000人も達成しています。

従ってJ3自動昇格クラブはなし、J3・JFL入れ替え戦に出場するクラブはレイラック滋賀ということになりました。

JFL残留争い

JFL最下位(16位)飛鳥FC、また15位はアトレチコ鈴鹿です。

よって飛鳥FCは地域リーグ(関西1部)へ降格、またJFL・地域リーグ入れ替え戦に出場するチームはアトレチコ鈴鹿ということになりました。

まとめ

【全日程終了 確定事項】

■J3自動昇格チーム:
 なし

J3・JFL入れ替え戦出場チーム:
 レイラック滋賀

■JFL・地域リーグ入れ替え戦出場チーム:
 
アトレチコ鈴鹿

■地域リーグ自動降格チーム:
 飛鳥FC

入れ替え戦 日程・結果

J3・JFL入れ替え戦

■試合日程・会場:

■勝敗決定方法:

・90分間(前後半45分)の試合を行い、勝敗が決しない場合は引き分け
・勝者は2試合の勝利数が多いチーム
・勝利数が同じ場合は次の順により勝者を決定
 ①2試合の得失点差
 ②第2戦終了時に30分間(前後半15分)の延長戦
 ③PK戦(各チーム5人ずつ。勝敗が決しない場合、6人目以降1人ずつで勝敗が決するまで)

■試合結果:

【第1戦】 レイラック滋賀FC 3-2 アスルクラロ沼津

JFL・地域リーグ入れ替え戦

■試合日程:

2025年11月30日(日) 13:00キックオフ

■試合会場:

三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場メイングラウンド

■試合結果:

アトレチコ鈴鹿 0-1 VONDS市原FC
(前半 0-0、後半 0-0、延長前半 0-1、延長後半 0-0)

VONDS市原FCJFLに昇格
アトレチコ鈴鹿東海サッカーリーグ1部に降格

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