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松江シティ新加入選手 開幕節のプレーを振り返る

2020年7月28日

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7月19日、JFL開幕節のソニー仙台戦で見事勝利を飾った松江シティFC。
この試合では新しく松江シティに加入した選手のうち5人がスタメンに名前を連ね、2人がサブメンバーに加わりました。
私が新加入選手のプレーを見るのはこの日が初めてでした。実際どんなプレーぶりだったのか、また印象はどうだったか、これらについて記してみたいと思います。

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スターティングメンバー

安定感抜群の守護神・井上亮太

まずゴールキーパーの井上亮太です。スタメン・フル出場でした。
セービングもフィードも実に安定しており、終始安心してそのプレーを見ていられました。
69分にはあわや失点か、という場面で相手シュートを左手1本でクロスバー上に弾き出すビッグプレーを披露
直後の相手コーナーキックの流れで残念ながら失点してしまいましたが、これは意表をついたシュートを選択したソニー仙台の選手を褒めるべきでしょう。
ゴールマウスに立ちはだかるその落ち着いた姿は実に頼もしく映りました。
さすがは鳥取で長く正守護神を務めた選手です。
強いチームには必ず良いキーパーが居る。今後も好パフォーマンスを継続してくれることを期待します。

頼れるキャプテン・垣根拓也

続いてアンカーの垣根拓也。こちらもスタメン・フル出場。
相手攻撃の芽を摘み、前線へのフィードで攻撃の起点ともなり、まさに八面六臂の大活躍でした。
圧巻は63分の追加点の場面。
右サイドのスペースにスピードのある北原大奨が走り込むことを想定し、垣根が後方からロングボールを供給。追いついた北原がペナルティエリア内までボールを持ち込みシュート!これは相手GKに弾き出されてしまいますが、ペナルティエリアの外まで転々と転がったボールにいち早く反応した垣根が後方から駆け上がって豪快に右足を一閃!ボールはゴール左隅に突き刺さり貴重な追加点となります。前所属の秋田でもチームメート同士だった垣根と北原の絶妙なコンビネーションが生んだ得点でした。
守っても良し、攻めても良し。その根っからのキャプテンシーで今後も松江シティを引っ張ってもらいたいです。

サイドのスペシャリスト・泉宗太郎

左のウィングバックで起用された泉宗太郎。スタメン・フル出場。
豊富な運動量で左サイドを上下動し、絶え間なく攻守に貢献。酒井達磨の貴重な先制点を絶妙なクロスボールでアシストし存在感を示しました。ゴール後、酒井の周りに集まって喜んでいた選手たちが、遠いサイドに居た泉を「お前も来いよ!」と力いっぱい手を振って呼び寄せ「ナイスクロス!」という感じで祝福。満面の笑みでこれに応える泉を見て「ああ、この選手は皆に愛されているんだな」というのをとても強く感じました。
オフシーズンの間も松江シティの公式ツイッターなどで広報活動を務めてくれた泉。プレーはもちろん、その明るいキャラクターもクラブにとって貴重な「戦力」と言えるでしょう。

攻撃力に期待・菅本岳

右のウィングバックを務めた菅本岳。スタメン・フル出場。
全般に極端に高い位置をとらず、守備の方をケアしている印象もあったのですが、対面のソニー仙台の左サイドバックが攻撃参加したり中に絞ったりしたときに菅本の前方にスペースができることがあり、ひとたびこのスペースを見つけるやタイミングよく駆け上がってチャンスメイクするシーンが幾度も見られました。
サイドアタックには迫力があり、またシュート数もこの日の松江シティでは最多の3本を放っています。
今後もその攻撃力には大いに期待したいです。

確かな技術、後は結果・川中健太

2トップの一角でプレーした川中健太。スタメンで58分に途中交代。
非常にボールさばきが上手いというか、プレーにもどこか余裕が感じられる選手でした。
開幕戦ではフォワードの左右の位置を酒井と入れ替えたり、縦関係にしたりと試合中に色々試みてはいましたが、どうでしょうか。あるいは本人も少々不完全燃焼気味だったかもしれません。
前半、ほぼフリーで放ったシュートが枠を外れてしまったときには思わず天を仰いで絶叫していた川中。JFL初ゴールという結果さえ出れば以後は大化けする可能性もあります。まだまだ伸びしろは十分にある、といったところでしょう。

サブメンバー

噂通りのスピードスター・北原大奨

58分に川中健太に代わってFWとして途中出場した北原大奨
俊足の噂は聞いていたので、さてどれくらいのものかと楽しみにしていたのですが確かに速い!
2点目のきっかけとなった相手ディフェンスライン裏抜けのシーン。垣根からのフィードにあっという間に追いつき、そのまま高速ドリブルで一気にシュート!この場面には痺れました。
俊足ということで勝手に小柄な選手をイメージしていたのですが、ピッチに登場した初見の印象が「デカい」。実は身長が178cmあったのですね。
選手が疲れてくる時間帯にこういうスピードのある選手が交代出場すると相手にとっては実にイヤなものです。逆に味方としては非常に頼りになる。何度も相手DFと裏狙いの駆け引きを繰り返す北原を見ていると得点の匂いを感じてワクワクしてしまいました。今後も大いに期待できそうです。

そのほかの新加入選手たち

開幕戦でメンバー入りした新加入選手7名のうち、サブメンバーの那須甚有だけ出場機会がありませんでした。
また今季松江シティに加入した選手の中で、畝本諭・園山栄樹・木村皓亮・桃井紳伍の4名はメンバー外でした。
リーグ戦が進む中で彼らのプレーを目にする機会もいずれあることでしょう。
今後も新加入選手たちのプレーには注目していきたいと思います。

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