2022年1月14日(金)、日本フットボールリーグ(JFL)事務局より2022シーズンのJFL参加チーム及び各チームのホームゲーム開幕カードが発表されました。
第24回(2022年) JFL 参加チーム
2022シーズンのJFL参加チームは次の16チームです。
チーム名称が変わったチームが2チームあります。
松江シティFCは2022シーズンからFC神楽しまね、F.C.大阪はFC大阪にそれぞれ名前が変わりました。
FC大阪は昨年F.C.大阪に改名したばかりだったのですが、1年で元の名前に戻しています。
また2021シーズン入れ替え戦でFC刈谷を破ったクリアソン新宿はJFL初参戦です。
参加チームについてはJFL公式サイトの下記リンクもご参照ください。
(JFL公式サイト:第24回日本フットボールリーグ参加チーム)
第1節、第2節及びホーム開幕戦
2022シーズンのJFL第1節、第2節の開催日時と対戦カードは次の通りです。
またラインメール青森のホーム開幕戦は第5節に予定されています。
各ホーム開幕戦の試合会場が2022年1月28日(金)に発表されましたので追記しています。
なお各試合会場の正式名称は次の通りです。
試合会場呼称 | 試合会場正式名称 |
都田 | Honda都田サッカー場 |
昭和電サA | 昭和電工サッカー・ラグビー場 Aコート |
四日市 | 四日市中央緑地公園陸上競技場 |
松江 | 松江市営陸上競技場 |
服部陸 | 大阪府営服部緑地陸上競技場 |
アサスタ | 朝日ガスエナジー東員スタジアム |
東近江 | 東近江市総合運動公園布引陸上競技場 |
春野陸 | 高知県立春野総合運動公園陸上競技場 |
めぐみB | みやぎ生協めぐみのサッカー場Bグラウンド |
ロートF | ロートフィールド奈良 |
駒沢 | 駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場 |
名古屋港 | 名古屋港サッカー場 |
武蔵野 | 武蔵野市立武蔵野陸上競技場 |
宮崎市 | 宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場 |
枚方 | 枚方市立陸上競技場 |
また大会方式の詳細、全日程の発表は2022年2月10日(木)に予定されています。
2022シーズンのJFL開幕戦についてはJFL公式サイトの下記リンクもご参照ください。
(JFL公式サイト:第24回日本フットボールリーグ開幕戦のお知らせ)
(JFL公式サイト:第24回日本フットボールリーグ開幕戦 会場決定のお知らせ)
2022シーズン JFLの展望
大会方式の詳細は2月10日(木)に明らかになりますが、これまでJFLが16チームで開催された時と同様のレギュレーションになると仮定した上で以下に2022シーズンの展望を述べてみます。
J3参入争い
現時点でJFLにはJ3ライセンス持ち(百年構想クラブ認定済み)のクラブが5クラブ、Jリーグ百年構想クラブが2クラブあります。
J3参入の順位要件は
・JFL最終成績が4位以内
・上記に加え、百年構想クラブ上位2位以内
ですので、まず少なくとも上で述べた7クラブの中で上位2位以内に入らなければなりません。
その上でJFLを4位以内の成績で終える必要がありますので、2022シーズンも非常に過酷なJ3参入レースになることは間違いありません。
また高知ユナイテッドSCが現在百年構想クラブ申請中とのことですので、もし認定されればJ3参入争いのライバルがまたひとつ増えることになります。高知の動向にも注目しておく必要があるでしょう。
また通例ですと順位要件に加え観客動員数もJ3参入要件に加わりますが、コロナ禍が依然収束しない現状では過去2シーズンと同様に観客動員数の要件は適用しないのではないかと予想されます。
JFL残留争い
2021シーズンに開催された地域リーグとの入れ替え戦は2022シーズン以降は適用しない旨、JFL事務局から発表済みですので、2022シーズンの入れ替え戦はありません。
おそらくJ3参入クラブの数によって地域リーグへの降格枠が増減すると想定されるので
・J3参入クラブが無ければ、JFL15位・16位が地域リーグへ自動降格
・J3参入クラブが「1」であれば、JFL16位が地域リーグへ自動降格
・J3参入クラブが「2」であれば、JFLから地域リーグへの降格は無し
このような残留・降格ルールになるかと思われます。
正式には2月10日(木)の発表を待ちたいところです。
その他の話題
2022シーズンJFL最大の話題は何と言っても三浦知良選手の鈴鹿ポイントゲッターズ入団でしょう。
横浜FCから期限付き移籍の形で実兄の三浦泰年監督率いる鈴鹿の選手となったカズ選手。
年初からスポーツ媒体がこのニュースを大きく取り上げ、普段注目されることが少ないJFLも俄かに脚光を浴び始めました。
カズ選手がコンスタントに試合に出場できるのかは開幕前の現在では分かりませんが、鈴鹿のゲームにカズ選手が帯同するとなれば各会場の集客に大きく貢献するのは間違いないでしょう。
カズ選手目当てでJFLの試合会場に足を運んだけれど、そこで地元クラブのサッカーや選手に魅了されファンになった、という方が一人でも多く増えれば嬉しいです。
2022シーズンのJFLに思わぬ特需がもたらされる格好になりそうですが、各クラブともこの好機を逃さず集客やクラブの知名度アップにつなげていただきたいものです。