スポンサーリンク
公式サイトのお知らせ
本日2021年1月12日、松江シティFCの公式サイトで「2021シーズン選手背番号のお知らせ」がリリースされました。
契約更新選手で背番号の変更があったのは垣根拓也のみ。昨年は4番でしたが今季は6番に変わりました。
また新加入選手の伊東稜晟は23番、加倉広海は24番に決まっています。
そしてこの日完全移籍での加入が発表された遊馬将也は9番を付けることになりました。
今後も新加入選手リリースの都度、背番号も同時に発表されていくとのことですが、今日は現在までの情報を基に松江シティFCの補強状況について考察してみたいと思います。
2021シーズン 選手配置の予想
松江シティが2021シーズンも3-5-2を継続するものとして、まず各選手を昨季務めたポジションに割り振ってみました。
加倉選手はMF登録ですが、ヴィアティン三重やアルティスタ浅間ではFW登録の選手だったので前線に置いています。
伊東選手は昨季J2リーグでの出場記録は無いのですが、レノファ山口Uー18ではCBを務め、トップ昇格を機にSBにチャレンジするという情報がありましたので右CBに置きました。
このようにして出来た予想布陣が下図になります。
こうしてみると明らかにFWの枚数が足りません。FW登録の選手が昨年4人全員退団し、純粋にFW登録で加入したのが遊馬選手1人ですから足りないのも道理です。今後FWのポジションはもちろん新加入選手で埋められていくことでしょう。
ではポジション別に詳しく見ていくことにします。
GK
井上亮太(#1)と池藤聖仁(#30)が揃って残留。
昨季はどちらが出場しても遜色のないパフォーマンスを見せてくれましたので、ここはまず問題ないかと思います。
あとは選手兼任の田中賢治GKコーチの去就がどうなるかですね。
田中コーチは昨年もチームで一番最後に残留発表があったのですが、もし退団ということになればもう1名のGK獲得は必須となってきます。
DF
3バックのセンターが加藤秀典(#39)だけですし、その加藤選手も今年で40歳。怪我を抱えながらプレーしていることを考えると当然このポジションのバックアップ選手が必要です。
下村尚文(#3)も筒井俊(#13)も昨季センターでプレーした経験はありますが、182cmの石津優介選手(現ベルガロッソ浜田)が退団しているだけに、中央に上背のあるDFをもう1枚補強しておくべきでしょう。
MF
ここで気になるのは左のウィングバック。
泉宗太郎(#18)は昨年11月に反復性肩関節脱臼の手術を受け全治約6ヵ月。桃井紳伍(#27)も昨季途中で怪我のため離脱したとの情報があり、このポジションは層が薄くなっています。通常は3バックの左を務めている辻川裕介(#28)が左ウィングバックで起用されることもありましたが、それでもこのポジションは間違いなく補強ポイントでしょう。
逆にインサイドハーフには川中健太(#7)・佐藤啓志郎(#8)・髙畑智也(#16)・田平謙(#31)といずれもベンチに置いておくのは勿体ない選手がひしめいています。
おそらく川中選手は昨季同様にFWとの併用が想定されているでしょうし、佐藤選手も昨季は時間限定でFWとして試されたことがありましたので2021シーズンはFWとして起用される回数がもしかしたら増えてくるかもしれません。
FW
先にも述べましたがこのポジションが一番枚数が足りていません。
ポジション図の中ではFWに置きましたが、加倉選手も馬場悠(#44)も登録上はMFの選手です。
JFL得点王の酒井達磨選手(現ヴィアティン三重)が退団しましたので、ただでさえ得点力の低下が懸念されています。
チーム始動までには強化担当スタッフが必ずや強力なストライカーを獲得してくれると信じたいですね。
最後に
田中孝司さんがGMを退任されたことで、そのサッカー界における経験値の高さや人脈の広さが松江シティFCから失われてしまったのはやはり少し気になります。
田中さんが選手獲得にどれだけかかわっていらっしゃったのかはわかりませんが、田中さんがご不在なので移籍交渉が昨年までのようにスムーズにいかないということが無いようにただ願いたいです。もちろんコロナ禍の状況ですので、そういう点で移籍交渉が難しいものになっているケースもあるでしょう。強化担当スタッフの方々、ご苦労は承知しておりますのでくれぐれも無理だけはなさらず選手側との交渉にあたってください。
そんな中、松江シティへの残留を決めて契約を更新してくれた選手たち、そして松江シティに来ることを決断してくれた伊東選手・加倉選手・遊馬選手、本当にありがとうございました。
2021シーズンも松江シティFCに関わる全ての方が笑顔で終えることができますように。
今シーズンも皆さまどうぞよろしくお願いいたします。