2021年1月15日(金)14時に第23回 日本フットボールリーグ(JFL)の第1節・第2節及びその他のホーム開幕戦カードが発表されました。
(→JFLオフィシャルサイト:第23回 日本フットボールリーグ開幕戦のお知らせ)
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松江シティFC 開幕カード
【第1節】
試合なし
【第2節】
2021年3月21日(日)13:00 Kick off
ソニー仙台FC vs 松江シティFC
会場:宮城県内
【第3節】
2021年3月28日(日)13:00 Kick off
松江シティFC vs 奈良クラブ
会場:島根県内
・今季のJFL参加チーム数は17。奇数なので毎節1チームは試合がありません。
松江シティはいきなり第1節から「お休み」になってしまいました。
開幕から取り残されたような気持になりますが、第1節のソニー仙台の戦い方を十分スカウティングして第2節に臨めるのは多少有利と言えるのかもしれません。
松江シティの開幕戦がアウェイでソニー仙台というのは昨季と同じですね。(但し昨季はコロナ禍のため試合中止)
昨季はアウェイでの戦績が1勝1分6敗と極端に弱かった松江シティ。
アウェイの開幕戦で勝利できれば苦手意識も幾分払拭されることでしょう。期待して見守りたいです。
そしてホーム開幕戦となる第3節の対戦相手は奈良クラブ。
移籍加入の遊馬将也選手にとっては早々に古巣対決の実現です。
奈良クラブとの通算対戦成績は2勝1分と負けが無い松江シティですが、油断することなくしっかり戦って欲しいですね。
なお、第1節・第2節及びホーム開幕戦の試合会場は 1月29日(金)に発表。
大会方式の詳細、全日程については 2月12日(金)に発表されることになっています。
第23回日本フットボールリーグ参加チーム
参加チーム一覧
ヴェルスパ大分
ソニー仙台FC
Honda FC
鈴鹿ポイントゲッターズ(百年構想ク申請中)
ヴィアティン三重(J3ライセンス)
いわきFC(J3ライセンス)
F.C.大阪(J3ライセンス)(※)
MIOびわこ滋賀
松江シティFC
東京武蔵野ユナイテッドFC(※)
ホンダロックSC
奈良クラブ(J3ライセンス)
高知ユナイテッドSC
ラインメール青森(J3ライセンス)
FCマルヤス岡崎
FCティアモ枚方(新加盟)
FC刈谷(新加盟)
(※)チーム名変更
(JFLオフィシャルサイト:第23回日本フットボールリーグ参加チーム)
J3参入争い
J3ライセンスを保有し、Jリーグ参入を狙うチームが5クラブ。
鈴鹿が2月下旬に百年構想クラブに認定され、今秋J3ライセンスが交付されれば実に6クラブが僅か2つのJリーグ参入枠を巡って熾烈な戦いを繰り広げることになります。
しかも2枠は確定した枠ではありません。
昨季優勝したヴェルスパ大分やソニー仙台・Honda FCなどの強豪チームが「門番」として立ちはだかり、Jリーグ参入に必要な「JFL4位以上」という成績面での条件クリアを難しいものにしてくることでしょう。
JFL残留争い
また昨季は特例で「降格チームなし」としたことで残留争いも激しいものになりそうです。
まず今季の17チームに地域リーグからの昇格2チームを無条件に加えると19チーム。
来季16チームに戻すとするならば、下位3チームが地域リーグへ降格となってしまいます。
もちろんJ3参入を果たしJFLから卒業するチームがあればその数だけ降格枠は減りますが、先にも述べたように成績面でJリーグ参入条件を満たすのはそう簡単なことではないので、JFL残留がミッションとなったチームは最悪のケースを想定して絶対に下位3チームにならないように勝ち点を積み上げる必要があるでしょう。
入替戦
残留争いに関しては、もう1点気になる情報があります。
■第23回JFLシーズン期間(2021年)
第1節/ 3月14日(日) ~ 第34節/12月5日(日)
※上記終了後にJFL・地域リーグ入替戦開催予定
JFLオフィシャルサイト:第23回日本フットボールリーグ開催期間のお知らせ
この入替戦に出場する地域リーグのチームが「地域チャンピオンズリーグ2位」のチームであればJFL側の降格枠に影響はありませんが、もし「3位のチーム」だった場合、JFL側の降格枠がさらに1枠増えて最大4チームになってしまいます。
■地域チャンピオンズリーグ(地域CL)2位との入替戦の場合
<JFL>
15位 地域CL2位との入替戦
16位【自動入替】地域CL1位参入確定
17位【自動降格】
※最大3チーム降格
■地域CL3位との入替戦の場合
<JFL>
14位 地域CL3位との入替戦
15位【自動入替】地域CL1位参入確定
16位【自動入替】地域CL2位参入確定
17位【自動降格】
※最大4チーム降格
(2022シーズンのJFLチーム数が16で、J3参入チームを0と仮定)
地域CL3位との入替戦は可能性としてはあるでしょうが、JFLから最大で4チームも降格するようなレギュレーションにはさすがにしないように思います。
先ほど述べたように2月12日(金)には大会方式も明らかになりますので、その発表を楽しみに待つことにします。
今季も何かと興味が尽きないJFL。
松江シティがとにかく絶対に残留争いにだけは足を踏み入れないことをただ願いたいです。