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【2021 JFL】第18節 松江シティFC vs ソニー仙台FC

燃えるサッカーボール

2021 JFL 第18節
松江シティFC 2-2 ソニー仙台FC
2021年 7月25日(日) 15:00 Kick off
松江市営陸上競技場
観客 298人

今節からJFLの後半戦がスタートします。

そしてこの試合を終えるとJFLは約1ヵ月の中断期間に入ります。

前半戦は6勝5敗4分と勝ち越して折り返した松江シティ。

後半戦も良い形でスタートし、気持ちよく中断期間を迎えたいところです。

対戦相手はJFLの門番と称される強豪・ソニー仙台FC。

アウェイでの開幕戦は0-3で完敗しています。

アウェイでの借りをきっちり返したい松江シティです。

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スターティングメンバー

松江シティFC

松江シティスタメン

ここしばらく右のCBを務めていた松下大佑がメンバー外となり、代わってこの位置に宮内真輝が起用されています。

レフティの宮内はこれまで左CBで起用されていましたが、この試合で初めて右を務めることになりました。

リザーブメンバーには佐々木健人桃井紳伍が久しぶりに名前を連ねています。

ソニー仙台FC

ソニー仙台スタメン

ソニー仙台は4-2-3-1。松江シティが開幕戦で対戦した時とフォーメーションは変わってません。

開幕時との違いはGKが鴨川選手に代わっている点と、トップ下だった佐藤碧選手がFWの位置に上がり、トップ下には吉野選手、右SHに鈴木選手と前線の3選手に変化があります。

試合経過

前半

試合は開始から激しく動きます。

まず5分。ソニーのクリアが十分でなく、髙畑智也の前のスペースに流れてくると、髙畑は迷いなく左足を一閃。

するとゴール右隅に見事に決まり、開始早々に松江シティが先制。松江1-0ソニーとなります。

続く12分、スルーパスに反応した遊馬将也がソニーDFとの競り合いの流れでペナルティエリア内でファウルを受け、松江はPKを獲得

PKのキッカーは垣根拓也。

しかし垣根の蹴ったボールはクロスバーに弾かれ、松江は追加点ならず。

さらにこのこぼれ球を前方にフィードした際、筒井俊がファウルを受け、松江は相手陣内でフリーキックのチャンスを得ます。

キッカーの髙畑がゴール前にボールを送ると、今度は川中健太がペナルティエリア内で倒され松江は立て続けにPKを獲得

再びキッカーは垣根。

2回目のPKはきっちり左隅に決めて、松江2-0ソニー。

直後のソニー仙台。

キックオフ→スローインのこぼれ球を佐藤啓志郎が若干処理を誤ると、石上選手がインターセプト。

ルーズボールを拾った佐藤碧選手がペナルティエリアの外からミドルシュートを放つと、ボールはGK井上亮太の手を弾いてゴールイン。松江2-1ソニー

僅か15分の間に怒涛の展開を見せたこのゲーム。荒れ模様の気配を漂わせます。

1点を返したことで勢いの出たソニーは、徐々に攻勢を強め松江を押し込むようになります。

しかし肝心のところでファウルを取られることが多く、ソニーベンチからは判定に対する意義の声も上がり、主審から注意を受ける一幕も。

23分には左サイドからのクロスに遊馬がピタリと頭で合わせる決定機がありましたが、GK鴨川選手の好セーブに阻まれます。

以後、お互いに良く攻め良く守った前半。

ややソニーペースで松江2-1ソニーのスコアのまま後半へと向かいます。

後半

リードされているソニーが後半頭から選手交代。

トップ下の吉野選手に代えてFWの内野選手を投入。この交代でワントップを務めていた佐藤碧選手がトップ下に下がり、内野選手がワントップの位置に入りました。

後半も前半終盤のペースを引きずるように、ややソニーが押し気味に試合を進めます。

しかし松江は要所を締めて決定機は与えず、また時折ボールを保持する時間も作りながらソニーの攻撃を凌いで行きます。

次の選手交代もソニー。

56分に右SHの鈴木選手を下げ、松本選手を投入。攻撃陣の更なる活性化を試みます。

対する松江は60分、髙畑に代えて田平謙を投入。

この交代で松江はフォーメーションを3-4-2-1に変更。

垣根と田平がダブルボランチを組んで守備の安定を図り、前線を遊馬ワントップ、佐藤啓志郎・川中2シャドーの形に変えています。

松江シティ交代後

しかしこの交代後の62分に松江は大ピンチ。

ソニーに右サイドを突破され井上との1対1という状況になりますが、ここは井上がボールをしっかり収めて難を逃れます。

67分にも松江は左サイドのクロスから決定的なヘディングシュートを打たれますが、ここも井上が素晴らしい反応でボールを枠外へ掻き出しソニーに得点を許しません。

何とか追いつきたいソニーは飲水タイム明けの69分に2枚替え。

右SBの三浦選手に代えてMF秋元選手、ボランチの吉森選手に代えてFWの上野選手を投入。

交代後、前掛かりで波状攻撃を続けるソニー。

迎えた72分。右サイドからペナルティエリア内に侵入してきたソニーの選手の足に宮内の足がかかってしまい、今度は松江がソニーにPKを献上

このPKを藤原選手が決めて松江2-2ソニーと松江はついに追いつかれてしまいます。

松江は76分に2回目の選手交代。

遊馬に代えて伊能玲生、佐藤啓志郎に代えて澤島輝を投入。同ポジションでの交代です。

その後、松江・ソニー共に決勝点と勝ち点3を目指して攻め合いますが、お互いゴール前でのアイデアとプレー精度を欠き、またお互い集中して良く守り、結局スコアは動かず松江2-2ソニーで試合終了。

2点を先行した松江シティとしては勝ち切りたかった試合でしたが、強豪ソニー仙台の前に勝ち点1を上げるにとどまりました。

戦評

松江シティが2点先行したとは言っても、2点目はPKを立て続けに2回獲得したうちの1本ですから、なかなかそういう幸運はないですし、最終的にドローとなったのは実はフェアな結果だったと言えるのかもしれません。

試合全般の印象はお互いが攻め合い目が離せない面白い展開でしたが、ソニー仙台の方がやや攻める時間が長く、攻撃にも迫力があったと感じました。

もっともそうなったのは70分過ぎまでは松江がリードしていたという事情もあるでしょう。

リードしている間、松江は無理に攻撃に時間を割くこともなく、かと言ってベタ引きして守り倒すわけでもなく、しっかり守りながらチャンスがあれば一気に前に出るというバランスの取れた戦い方をしていたように思います。

ボールを失ってもすぐ取り返すなど、運動量の多さと球際の強さは相変わらず体現できていましたし、体力面でかなり鍛えられているのはこの試合でも十分伺うことができました。

中断明けからも暑い中での試合が当分続きますが、こうした体力面でのアドバンテージをどの試合でも活かしながら戦い続けて欲しいものです。

次節の対戦相手

JFLの次節は1ヵ月以上先の8月29日(日)

益田市・島根県立サッカー場でのホームゲームとなります。

対戦相手は東京武蔵野ユナイテッドFC

現在は16位と苦戦している東京武蔵野ですが、松江シティは東京武蔵野に過去1敗3分と勝ったことがありません。

島根県立サッカー場は同じく過去未勝利だったHondaFCに土をつけた縁起の良いスタジアム。

東京武蔵野からも何とか初勝利を上げられるよう奮闘してもらいたいものです。

なおJFL中断期間中はここまでの松江シティの戦いぶりや今季の新加入選手の評価などを整理して記事に出来たらと考えております。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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