マッチリポート

【2021 JFL】第31節 松江シティFC vs ヴェルスパ大分

試合前整列

2021 JFL 第32節
松江シティFC 0 ー 1 ヴェルスパ大分
2021年11月14日(日) 13:00 Kick off
松江市営陸上競技場
観客 392人

現在3位に位置し優勝争いを繰り広げている昨季チャンピオンチームのヴェルスパ大分をホームに迎えての一戦です。

この日は松江シティの選手が数多く働いているベルシステム24様のサポーティングマッチとして開催されました。

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スターティングメンバー

松江シティFC

松江シティスタメン

松江シティは3-3-2-2のフォーメーションでスタート。

今節は中盤のメンバーに変化があり、インサイドハーフに畝本諭・田平謙が久しぶりに起用されています。

アンカーのポジションは畝本・田平どちらもこなせますが、この日は佐藤啓志郎が務めることになりました。

前節の奈良クラブ戦の終盤、3-3-2-2に布陣を変更した際、佐藤がアンカーに回り手ごたえがあったということでの起用でしょう。

また右のウィングバックには長らく戦列を離れていた澤島輝が復帰しています。

ヴェルスパ大分

ヴェルスパ大分スタメン

ヴェルスパ大分は前回対戦時と同じく4-2-3-1のフォーメーション。メンバーも大きくは変わっていません。

昨季ベストイレブン選出の姫野昂志選手・浦島貴大選手も先発メンバーにしっかり名を連ねています。

試合経過

前半

メインスタンドからピッチに向かって左から右へ強い風が吹く中、風上の松江シティが追い風に乗るかのように試合開始からヴェルスパ陣内へ攻め込みます。

14分、右サイドのタッチライン際を粘ってマイボールにした松江は遊馬将也が逆サイドにクロスボール。フリーになっていた畝本が頭で合わせますがシュートは枠を外れてしまいます。

20分には右サイドから澤島がクロスを上げると、これがクロスバー下の絶妙なコースへ飛ぶシュートに。しかしここはGK姫野選手が右手1本で弾き出す好セーブ。

序盤はボールを支配する時間が長かった松江でしたが飲水タイム前後からヴェルスパの反撃を受けるようになります。

27分には松江ゴール正面のペナルティアーク付近でボールを受けた薮内健人選手が、シュートストップに行った澤島・田平のスライディングを上手く外してミドルシュート。ボールは枠を捉えますがGK井上亮太がナイスセーブ。

その後お互いに攻め合いながらも共に守備陣が踏ん張って決定機は与えず、結局前半は両者スコアレスで後半へと折り返します。

後半

後半は風上になったヴェルスパが立ち上がりから松江を押し込む展開。

ヴェルスパがボールを持つ時間が増え、松江は攻撃に転じることがなかなかできません。

ヴェルスパの攻撃を何とか耐えていた松江でしたが、57分に失点します。

松江の左サイドでボールを受けた西埜上颯斗選手がそのままドリブルで持ち上がり中央へ折り返し。薮内選手の放ったシュートは一度は松江守備陣が体を張って跳ね返しますが、そのこぼれ球を前田央樹選手が左足でダイレクトに合わせるとボールはゴール左隅に収まってヴェルスパに先制点。松江0-1ヴェルスパとなります。

先制された松江は60分に2枚替え。畝本に代えて髙畑智也、遊馬に代えて伊能玲生を投入します。

交代を機に攻撃が活性化し始めた松江は65分、左サイドで細かくパスをつなぎ最後は菅本岳がペナルティエリア内へ侵入しようとしたところを倒されフリーキックを獲得。川中健太が直接ゴール左上隅を狙いますがボールは僅かにクロスバーの上を通過。

74分、松江はFWの川中に代えて加倉広海を投入。同時にヴェルスパも右サイドハーフの山﨑一帆選手を吉田直矢選手に代えます。

松江は左サイド主体に攻撃を重ね中央にクロスボールを供給しますが、あと一歩のところで味方に合わないシーンが続きます。

83分にヴェルスパはトップ下の薮内選手と左サイドハーフの利根瑠偉選手をそれぞれ小倉貫太選手・藤本拓臣選手に交代。

直後の84分には松江が田平・菅本を泉宗太郎・桃井紳伍に代えて交代カードを使い切ります。

試合も最終盤の89分、松江怒涛の攻撃。カウンターから左サイドのスペースでボールを受けた加倉が相手ペナルティエリア内まで侵入しシュート。一旦はヴェルスパの守備に阻まれますがこぼれ球を桃井が折り返すと待っていた伊能がしっかり頭で合わせヘディングシュート。

決まったかに見えたボールはGK姫野選手が間一髪かき出して松江は得点ならず。

その後も攻め続けた松江でしたがヴェルスパの守備の壁を最後まで崩せず、松江0-1ヴェルスパのスコアでタイムアップ。

松江は2試合連続0-1のスコアで敗戦し、連敗を喫することになりました。

戦評

松江シティの戦いぶりは全然悪くなかったですし勝敗はどちらに転んでもおかしくなかったと思います。

最後に決めきる力が相手の方がほんの少し上だったということで、それはまさに前節奈良クラブ戦と同様でした。

今節のヴェルスパ大分は優勝という目標、そして前節の奈良クラブはJ3昇格という目標があり、松江シティに敗れるとその瞬間に目標が潰えてしまうという状況だったので「この試合は絶対に落とせない」という勝利への執念が若干松江シティを上回ったのかも知れません。

先制点を取られても失点を1点に抑えていれば追いついて勝ち点1をモノにしていた以前の松江シティでしたが、これで2試合連続得点を奪えずそのまま敗戦しています。ここは少し気になるところ。ただ、ヴェルスパ大分も奈良クラブも守備が堅いチームですから必要以上に悲観することはないでしょう。

ましてや中盤の構成をガラリと変えて臨んだ試合ですので、その中で一定のクオリティを維持できたことは評価できると個人的には考えています。

JFLも残すところあと3試合。松江シティは下位で失点の多いチームとの対戦を残しています。これらのチームからどれだけ得点を奪えるか。松江シティの攻撃力に注目して見届けたいと思います。

次節の対戦相手

次節は11月20日(土)、アウェイで高知ユナイテッドSCとの対戦です。松江シティは高知県初見参となります。

前回ホーム対戦時は4-0で完勝しました。今回はアウェイでの戦いですので簡単な試合にはならないと思いますが、何としても連敗を止めて、勝ち点を持ち帰って欲しいところ。

松江シティは現在8位で4位との勝ち点差は6。上位とはそこまで大きく離されていません。

ひとつでも上の順位を目指して残り試合をしっかり戦ってもらいたいものです。

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