マッチリポート

【2021 JFL】第3節 松江シティFC vs 奈良クラブ

松江市陸

2021 JFL 第3節
松江シティFC 1 - 0 奈良クラブ
2021年 3月28日(日) 13:00 Kick off
松江市営陸上競技場
観客 572人

2021シーズンの松江シティFCホーム開幕戦です。

この日はスポンサーである山陰中央新報社のサポーティングマッチとして開催されました。

時折小雨が降る生憎の天気でしたが、それでも開幕を待ちわびた大勢の松江シティサポーターやスポンサーの皆さま、そして奈良からも多くのサポーターさんがご来場くださり、とても賑やかなホーム開幕戦となりました。

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スターティングメンバー

松江シティFC

松江シティスタメン

スタメンは前節から4人が入れ替わりました。

3バックの右が松下大祐に替わって筒井俊

インサイドハーフの2人が田平謙・山本蓮から佐藤啓志郎・髙畑智也のセットに変更。

そしてFWの1枚が伊能玲生から遊馬将也に替わっています。

リザーブメンバーからは佐々木健人が外れ加藤秀典がメンバー入り。

また前節スタメンの松下大祐はリザーブメンバーからも外れ、替わってMFの畝本諭がベンチ入りとなっています。

奈良クラブ

奈良クラブスタメン

奈良クラブのフォーメーションは4-3-3

インサイドハーフの2人がやや高い位置を取り、両ウィングが下がり目になることで4-1-4-1となる時間も多かったように思います。

スタメンは前節のHonda FC戦と全く同じです。

試合経過

キックオフ直後にいきなり得点が生まれます。

宮内真輝のロングフィードが右サイドのタッチを割り、奈良クラブのスローイン。

このスローインからのボールを奪取した遊馬将也が中央でフリーになっていた髙畑智也にパス。

髙畑がペナルティエリア外で左足を振り抜くとボールはゴール右隅に突き刺さり松江シティが早くも先制点。

試合開始から1分にも満たない時間で松江1-0奈良となります。

その後も松江はパスを回しながら相手選手を引き付け、それによって生まれたスペースを有効に使いながら奈良陣内でのプレー時間を増やしていきます。

良い試合の入り方をした松江でしたが14分にアクシデント

馬場悠がルーズボールを奪いに行った際に奈良の選手と交錯。そのままグラウンドに倒れ込み足を押さえたまま立ち上がれなくなってしまいます。

結局、馬場悠は担架で退場し無念の負傷交代。代わって17分堀田佳佑が投入されます。

この時間あたりから奈良が主導権を握り始め、ボール支配率も徐々に高くなっていきます。

前への圧力を強め、決定的なシュートチャンスもあった奈良でしたが、松江はGK井上亮太のファインセーブで得点を許しません。

また松江DF陣も身体を張ったディフェンスで奈良の好機を潰し、押され気味の松江でしたが何とか1点のリードを守ったまま前半を終えます

後半はスタートから両者一進一退の攻防。

松江はシュートシーンは作るものの枠を外れたり相手にシュートブロックされたりでゴールを割れず。

一方の奈良はなかなかシュートの場面まで持って行くことができません。

72分の奈良の攻撃。自陣から松江ディフェンスラインの裏を狙ったロングフィードに山本選手が抜け出してGKと1対1になりますが、放ったシュートは井上亮太が上手く身体に当てビッグセーブ

結局これが奈良クラブ後半唯一のシュートでした。

未だ来日できないフリアン監督に代わって指揮を執る奈良のダリオ・ヘッドコーチは選手交代で活路を見出そうとしますが、状況は劇的には変わらず。

一方、松江の実信憲明監督は74分、髙畑智也に替えて田平謙、85分には佐藤啓志郎に替えて畝本諭と守備能力の高い選手を投入し試合のクローズにかかります。

畝本諭と同時投入されたFW伊能玲生も相手DFに執拗にプレッシャーをかけて後ろの守備を助け、全員が虎の子の1点を守り切る意識で時間を進めていきます。

試合終了間際に与えた2本のコーナーキックも高い集中力で跳ね返した松江シティが結局1-0で勝利

ホーム開幕戦を飾るとともに、今季リーグ戦の初勝利を収めました。

戦評

試合内容

前節ソニー仙台戦は0-3で完敗。

強豪相手の試合とは言え、ダメージが残りそうなスコアだっただけに今節どれだけ切り替えて臨めるか少し不安だったのですが、その心配も杞憂に終わり、まず勝てて何よりでした。

昨季強かったホームゲームということもあり、パス回しには自信と余裕が感じられました。また前節の反省から球際も厳しく対処できていましたし、ボールへのアプローチも早くなっていたように思います。開始早々の先制点もこうした改善点がきっかけで生まれたものと言えるでしょう。

クリーンシートを達成した守備についてはDF陣も良く頑張りましたが、何と言ってもGK井上亮太の好セーブが光りました。今節のMVPと言って差し支えないでしょう。

DF陣にひとつ注文をつけるとするならばディフェンスラインでのパス回しの部分でしょうか。

相手FWが狙っているのに最後尾で細かいパス回しをしているのを見ると正直ヒヤヒヤします。

特にGKへの無理なバックパス。今節は「あわや失点か」という場面もありました。井上亮太が体勢を崩しながらかろうじて足に当てて難を逃れましたが、とにかく3バックには常にセーフティーファーストを心がけてもらいたいものです。

対戦相手との相性

今節の勝利で奈良クラブとの対戦成績は通算3勝1分けとなりました。

松江シティが試合内容で圧倒している印象は無いのですが結果的に対奈良クラブ戦は負けなしです。

こういう対戦相手との不思議な「相性」はサッカーに限らず色々な勝負事に存在しています。

そしてこうした「相性」が一度ついてしまうとなかなかそれを覆せないとも聞きます。

今回、奈良クラブとの好相性を継続できたのは良かったのですが、逆に松江シティには「悪い相性」を早く解消しなければならないクラブが2クラブもあります。

それは過去3戦全敗のF.C.大阪ホンダロック

特にホンダロックは昨季好調だったホームゲームで唯一黒星を喫した相手。相当な相性の悪さと言えますね。

F.C.大阪とホンダロックには今季必ずリベンジを果たすとして、もうひとつ早く克服しなければならないのが「アウェイゲームとの相性の悪さ」。昨季のアウェイゲームは1勝1分6敗と惨憺たる結果でした。

そして次節、4月3日(土)はアウェイで新入会クラブ・FCティアモ枚方との対戦です。

ホーム開幕戦勝利という良い流れを断ち切らないためにも、また「松江シティはアウェイゲームに弱い」という呪縛から逃れるためにも、絶対に負けられない一戦です。

勝利を信じて応援したいと思います。

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