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【2021 JFL】第5節 松江シティFC vs ヴィアティン三重

キックインセレモニー

2021 JFL 第5節
松江シティFC 0 ー 2 ヴィアティン三重
2021年 4月11日(日) 13:00 Kick off
松江市営陸上競技場
観客 524人

前節、苦手アウェイでの試合で先制されながらも終盤に追いつき勝ち点1を持ち帰った松江シティ。

ホーム2戦目のこの日の相手は勝ち点4で並ぶヴィアティン三重。

「ホームで強い松江シティ」を継続するために、しっかりと勝ち点を積み上げたい試合でした。

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スターティングメンバー

松江シティFC

松江シティスタメン

今節はDFラインに変更があります。

筒井俊に代わって加藤秀典が今季初スタメン。

加藤は3バックのセンターに入り、ここまで全試合でセンターを務めていた下村尚文は右に回りました。

またインサイドハーフの1枚が髙畑智也から山本蓮に代わっています。

リザーブには今季初めて加倉広海がメンバー入りしました。

ヴィアティン三重

三重スタメン

ヴィアティン三重は4-4-2のフォーメーション。

松江シティから移籍加入の酒井達磨選手の名前が場内でアナウンスされると、スタンドから拍手が湧き起るという一幕もありました。

試合経過

前半

立ち上がりから松江シティがテンポの良い攻撃で再三ヴィアティン陣内に攻め込みます。

松江のパスワークは非常に小気味良かったですし、選手個々のボールへのアプローチの速さ・球際の強さなども序盤は完全に三重を圧倒していました。

三重がボールを奪取しシンプルに前線にロングボールを供給しようと試みても、松江は空中戦でも強さを発揮してことごとくこれを跳ね返し、三重に攻撃の糸口を作らせません。

松江は27分に澤島輝がペナルティエリア内のスペースへ抜け出しフリーでシュート。これは僅かに枠を外れます。

さらに29分、菅本岳が左サイドから惜しいミドルシュートを放つなど立て続けに三重ゴールを脅かした松江。得点が生まれるのも時間の問題か、という雰囲気すらこの時間帯には漂っていました。

一方の三重はひと言で表すと「攻めあぐねている」という印象で、なかなか決定機を作り出せません。

ただ三重はロングスローも含めたセットプレーの機会は多く、得点があるとすればセットプレー絡みという可能性は十分にありました。

折しも試合中には比較的強い風が吹いており、何度もゴール前にボールを放り込まれればいずれ事故のようなゴールが発生しても何ら不思議ではない状況でした。

そしてその予感通り、前半終了間際の45分、フリーキックから三重の得点が生まれます。

松江の左サイド、ペナルティエリア手前でファウルを受けた三重に好位置でのフリーキックのチャンス。

山藤健太選手が左足でゴール前にクロスボールを供給すると、これに奥村泰地選手が頭で合わせ三重が先制。松江0-1三重。

押し気味に試合を進めていた松江にとって、時間帯的にも痛恨の被弾となってしまいました。

後半

早く追いつきたい松江は後半開始からもアグレッシブに攻撃を仕掛けて行き、前半同様の松江ペースに持っていけるかと思われました。

しかし三重は後半、ハーフタイムでの修正効果があったのか選手の距離感が良くなったように思われ、セカンドボールを回収する回数も増えてパスがつながるようにもなってきます。

松江陣内に攻め込む時間が増えてきた三重は58分、山藤選手が右サイドからゴール前にクロスボールを入れます。

垣根拓也がコーナーに逃れようとヘディングでクリアしますが、ボールはゴールライン際にふらふらと上がり、これを田宮碧人選手がダイレクトでゴール前に折り返します。

ボールはゴール前の松江の選手の間をすり抜け、ここに詰めていた橋本拓門選手がワンタッチでゴールを決め三重に追加点。

松江0-2三重となります。

ゴール前に松江の選手は揃っていたのですが、まさか折り返してくるとは予測できなかったのか誰も即座には反応できず、松江はちょっと勿体ない失点を喫してしまいました。

もちろん三重の田宮選手はよく折り返しましたし、橋本選手も真っ先にそのボールに反応したわけですから三重の選手を褒めるべきなのかもしれませんが。

この失点の直後、松江は最初の選手交代。

FWの那須甚有に代えて堀田佳佑が投入されます。

2点のリードで三重が若干受けに回ったせいもあり、三重陣内での攻撃時間が長くなってきたところで松江は61分に2人目の選手交代。

3バックの中央で先発した加藤秀典に代わり筒井俊がピッチに入ります。

ビハインドの状況で攻撃にリズムが出てきたところでのDF交代ですから、もしかすると加藤に怪我などのアクシデントがあったのかもしれません。

この交代で下村尚文が3バックのセンターに入り、筒井は3バックの右に入りました。

その後はやや膠着状態となり、どちらかと言うと三重に押し込まれる時間が長くなってきた松江は飲水タイム明けの71分、一気に三枚替え

インサイドハーフの山本蓮に代えて加倉広海、右ウィングバックの澤島輝に代えて髙畑智也、FWの遊馬将也に代えて伊能玲生がそれぞれピッチに投入されます。

山本のポジションには髙畑が入り、澤島の右WBには左WBの菅本が回って加倉は左のWBに入りました。

この交代直後の73分には伊能のグラウンダーのクロスに合わせた堀田のシュートがポストを叩く惜しい場面。会場は大いに湧きました。

その後もゴール前のシーンを多く作り、よく攻めた松江でしたが結局最後まで三重のゴールをこじ開けられず松江0-2三重で試合終了。

松江シティは残念ながらホーム2連勝とはなりませんでした。

戦評

「決めるべき時に決めておかないとこうなる」

まさにその通りの試合でした。

前半の好機に松江シティが得点できていれば、少なくとも敗戦という結果はなかったかもしれません。

試合全般を通してゴール前にボールを運ぶことはできているしシュートもそれなりに打っている松江シティですが、最後のフィニッシュがもうひとつ。そんな感じです。

ただまだシーズン序盤なのでこれからコンディションが上がっていく選手もいるでしょうし、新加入選手との連携が時間の経過と共にさらに深まっていけば、ラストプレーの精度も確実に向上するのではないかと期待もしています。

開幕初戦はインパクトを残せなかった伊能・堀田の大卒ルーキーFWも徐々に存在感を示して来ましたし、この先が本当に楽しみです。

決定力という点では戦列を離れている川中健太の復帰も待たれるところですね。

完治してピッチに戻ってくる日を心待ちにしています。

次節の対戦

次節は1週空いて4月25日(日)にアウェイでホンダロックSC戦です。

鬼門・アウェイに加えてホンダロックは過去3戦3敗と全く勝てていない相手。

逆にこの試合で勝ち点を取れれば苦手意識もある程度薄めることが出来るでしょう。

とにかく連敗だけはしたくない一戦です。

その前の週、4月18日(日)には島根県サッカー選手権大会の決勝が松江市陸で開催されます。

対戦相手は昨年と同じEーWING出雲

昨年はリーグ戦とは大きくメンバーを代えて臨んだ松江シティ。今年も昨年同様大胆なターンオーバーをしてくるのでしょうか。

必ずや勝利して天皇杯本戦に駒を進めてくれることを期待しています。

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