2021シーズンのJFLが開幕しました。
今シーズンは17チームによるリーグ戦のため毎節1チームが「試合なし」となります。
そして松江シティFCは開幕節いきなりの「試合なし」となってしまいました。
松江シティにとっての本当の開幕は3月21日(日)の第2節です。
真の開幕までに今季の松江シティに望むこと・期待することを書いておこうと思います。
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順位
昨季(2020シーズン)の松江シティFCの成績は6勝2分7敗の勝ち点20で、年間順位は10位でした。
実信憲明監督は今季の順位目標を「1桁順位」に設定しています。
昨季よりも順位を1つでも上げれば目標達成なので、これはまず達成しなければならない。
ポイントになるのはアウェイゲームです。
昨季ホームでは5勝1分1敗と好成績を収めた松江シティでしたが、反面アウェイは1勝1分6敗と非常に苦手にしていました。
せめてアウェイゲームのいくつかをドローで終えられていたら負け越すことはなかったですし、順位をまだ上げることもできたはずです。
アウェイで消極的になり過ぎるのは禁物ですが、場合によっては勝ち点1でいいから持って帰るくらいの気持ちで臨む試合があっても良いように思います。
アウェイの戦績を上げることが、まずは大枠の課題と言って良いのかもしれません。
得点・失点
2020シーズン、松江シティの総得点18はリーグ10位の数字。
1試合平均得点は1.2と、前のシーズンの0.86を大きく上回ることができました。
しかしながら総失点24はワースト4位タイという寂しい数字。
1試合平均失点1.6は、前のシーズンが1.7ですからほとんど改善されていません。
何しろ開幕から12試合連続失点を続け、これは不名誉なことに2020シーズンJFLの最多連続失点試合として記録に残ってしまいました。
しかしながらシーズン最終盤は守備に改善が見られ、最後の3試合を僅か1失点で終えることができています。
この良い流れのままに2021シーズンは一層の守備の安定を期待したいところです。
得点の方に話を戻すと、チーム総得点の半分・9得点を上げた酒井達磨選手が抜けた穴をどう埋めるのかが間違いなく今季の鍵になります。
新加入FW陣の顔ぶれを見ると、JFLを舞台にひとりで得点を量産したという選手はおりません。
全員が得点を均等に積み上げることになるのか、あるいはシーズン開始から大化けしてゴールハンターへと進化する選手が出現するのか。
後者であれば「また松江シティから得点王」というもう一つの楽しみも生まれますね。
表彰
昨季、松江シティは「フェアプレー賞」という名誉ある賞を受賞しました。
退場者も累積警告による出場停止もなく、終始クリーンなゲームを繰り広げた選手・スタッフの皆さんに心から敬意を表します。
この「フェアプレー」精神は今季も絶対に継続してもらいたいです。
また前述の酒井達磨選手は得点王となりベストイレブンにも選出されました。
今季もベストイレブンに松江シティの選手が名を連ねればこんなに嬉しいことはありません。
そこは是非とも期待したいところであります。
観客動員数
松江シティの2020シーズンホームゲーム平均観客数は656人。
リーグで6番目に多い平均観客数で、JFL全体の平均観客数552人を上回っています。
前年の平均観客数が699人なので微減なのですが、コロナ禍で観客の足が会場に向きにくかったということを考えれば健闘した数字と言えるでしょう。
ただ本音を言えば4桁の観客動員数は欲しいところです。
今季もコロナ禍の開催となりますので4桁は厳しいかもしれませんが、常に見ていて楽しく強いサッカーを継続することで、一人でも多くの松江シティファンが誕生することを願います。
私もできるだけ多くの方に松江シティの魅力を伝えて、たくさんの人が試合会場へ足を運んでくださるよう微力ながら力を尽くしたいと考えております。
関連情報
なお、2021シーズンの松江シティFC予想布陣についてはこちらに記載しています。
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参考松江シティFC 2021予想布陣
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2021シーズンが松江シティFCに関わる全ての皆さまにとって最高のシーズンになりますように。
今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。