松江シティFCトップチームは2021年1月18日(月)に2021シーズンの活動をスタートしました。
チームが始動したということで、この機会に退団選手・移籍加入選手を整理した上で2021シーズン松江シティFCの陣容をまとめてみました。
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退団選手
まず退団選手です。
選手名 | ポジション | 移籍先 |
石津 優介 | DF | ベルガロッソ浜田 |
西村 光司 | FW | |
中井 栞吏 | FW | ベルガロッソ浜田 |
酒井 達磨 | FW | ヴィアティン三重 |
園山 栄樹 | DF | (未定) |
木村 皓亮 | DF | ブランデュー弘前FC |
宮村 倖昌 | MF | 引退 |
北原 大奨 | FW | 栃木シティFC |
DF3名、MF1名、FW4名の計8名の選手がチームを離れました。
2021年1月22日現在、西村選手と園山選手の移籍先がまだ決まっていません。
2020シーズンの西村選手は左のウィングバックを務め、松江シティの攻撃の起点となっていました。
シーズン序盤は出遅れたものの、その後ポジションを掴むと不動のレギュラーとして左サイドに君臨し、毎試合好パフォーマンスを発揮。当然、2021シーズンも松江シティの一員として残ると思っていましたから退団は驚きましたし非常に残念でした。他クラブから引く手数多と思っていただけに未だ所属先が見つからないというのは意外に思います。
園山選手は茨城県から地元の島根県に戻ってきたのに、リーグ戦での出場機会がなく1年で退団。
西村選手も園山選手も早く次の所属先が見つかるように、ただ祈っております。
追記
西村光司選手はJFL・高知ユナイテッドSCへの加入が決定しました(2021年2月22日)
移籍加入選手
続いて新しく松江シティFCに加わった選手たちです。
選手名 | 背番号 | ポジション | 前所属先 |
伊東 稜晟 (いとう りょうせい) |
23 | DF | レノファ山口 (J2・期限付き移籍) |
加倉 広海 (かくら ひろうみ) |
24 | MF | アルティスタ浅間 (北信越1部) |
遊馬 将也 (ゆうま まさや) |
9 | FW | 奈良クラブ (JFL) |
澤島 輝 (さわしま あきら) |
22 | MF | 近畿大学 (関西学生1部) |
堀田 佳佑 (ほった けいすけ) |
26 | FW | 国士舘大学 (関東大学2部) |
松下 大祐 (まつした だいすけ) |
25 | DF | 福山大学 (中国大学1部) |
伊能 玲生 (いのう れお) |
19 | FW | 東京国際大学 (関東大学2部) |
山本 蓮 (やまもと れん) |
14 | MF | ガイナーレ鳥取 (J3) |
なお、昨季ガイナーレ鳥取から期限付き移籍で加入していた那須甚有選手はガイナーレ鳥取を退団し、2021シーズンからは松江シティに完全移籍しています。
追記
鹿屋体育大学からDF・宮内真輝(みやうち まさき)選手の移籍加入発表がありました。背番号は4。
これにより以下記載の人数を初投稿から一部変更しています。(2021年02月19日)
DF3名、MF3名、FW3名の計9名の移籍加入です。
退団8名、加入9名で選手は1名増。
松江シティは2021シーズン、29名の選手で戦うことになりました。
予想布陣
移籍加入選手の正確なポジションが現時点では分かっておりませんが、各選手をポジション別に配置するとこのようになるかと思われます。
あくまでも昨季の3-5-2を継続すると仮定した場合の布陣です。
ではポジション別に見ていくことにします。
GK
最後の最後に田中賢治選手兼GKコーチの残留が発表され、GK陣は昨季と同じメンバーで臨みます。
ここは問題ないでしょう。
DF
181cmの松下大佑の加入で石津選手が抜けた穴は埋まりそうです。
下村尚文が左右中央どこでも実戦で務めた経験がありますし、仮に同ポジションの複数の選手が出られなくなるような緊急事態が起こったとしても十分カバーはできるでしょう。
MF
インサイドハーフに7名の選手を配置してみましたが、どう見ても過多ですね。
川中健太は昨季同様FWでの起用があるでしょうし山本蓮・澤島輝ら新加入の選手も、もしかするとFW起用を想定している可能性もあります。
インサイドハーフに比べるとウィングバックの人数がかなり少ないのが気がかりです。
左は辻川裕介、右は筒井俊とDFの選手でカバーすることもできますが、攻撃の起点となる要のポジションだけにスペシャリストを配置したいところ。
運動量が要求されるポジションでもありますから、疲労が溜まったら別の選手で補えるよう選手層を分厚くしておくのに越したことはないと思います。
特に左ウィングバックは西村選手が抜けましたし、泉宗太郎・桃井紳伍が怪我もしくは怪我明けということを考えると、新加入選手もしくは佐藤啓志郎のコンバートもあり得るかもしれません。
FW
ここは総入れ替えしたポジションですので、誰がFWの核となるのか全く読めません。
得点王の酒井達磨選手が抜けたのは当然大きいわけですが、果たして酒井選手に匹敵する得点力を備えたFWが現時点で居るかと問われれば正直「居ない」と答えざるを得ないのが現状です。
とは言え、昨季は酒井選手一人で稼いだ得点を今季は二人もしくは三人など複数のFWで積み上げることができるかもしれませんし、あるいは松江シティにフィットして大化けするFWが登場しないとも限りません。
未知の部分が大きいのですが、それだけ楽しみとも言えます。
個人的に一番サプライズを期待したいポジションです。
システム変更はあるのか?
昨季の松江シティの無失点試合は15試合中わずか2試合にとどまります。
12試合連続失点を喫しながら第28節でクリーンシートを達成すると続く第29節も無失点。最終節は終了間際に1失点したものの結局リーグ戦最後の3試合で喫した失点数は「1」。
守備に関しては手応えを感じて終われたことで、おそらくは今季もベースとなる3バックシステムは変えないのではないかと思います。
ただこの3試合で奪った得点がわずかに「1」。
守備の破綻なく同時に得点を取れるようにするためには
・前線の構成を変える
・攻撃パターンを変える
この2つの方法が浮かびます。
例えば一昨年の松江シティのようにダブルボランチにして前線を1トップ2シャドーもしくは3トップ気味にするというのも選択肢のひとつです。
こんな感じですね。
ただ、やはり垣根拓也はアンカーで活きる選手であることを考えると、このシステムを採用する可能性は低いのかもしれません。
試合展開の中で、どうしてもパワープレーで得点が欲しい時のオプションとしてはありかな、とは思っています。
毎年シーズン開幕前はこうして色々予想する楽しみがありますね。
一時期落ち着いていた新型コロナが最近再び猛威を振るい始めましたが、JFLが昨年のように開幕延期・前期中止という憂き目に遭わないためにも、我々ひとりひとりが日々緊張感を持って感染拡大防止に取り組み続けたいものです。
全てのスポーツイベントが中止されることなく無事開催できる1年でありますように。